感情ネーミング

こんにちは、クノケンです。

今日は、エックスブッダ第10話の
授業内容で感じた事をシェアします。



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日常で起きているワンシーンを
今思い浮かべています。

学期末テストの当日、

生徒A君は電車通勤をしていますが
何がしかの事故があり、ダイヤが乱れ
いつもの電車で学校にいけません。

よりによってテスト当日。

A君はイライラ気分と怒りが
こみ上げています。

一方、生徒B君はクラスに好きな
女の子がいますが、隣の席に、
にっくきライバルC君がいます。

心中穏やかでないB君は激しい
嫉妬心で心臓バクバクで
とてもテストどころではありません。

先生はというと、授業、部活、補講
で日常的にストレスが溜まっており
加えて、登校前に自宅で夫婦ケンカ
をしてきたところです。

その内容をひきずっていますが
わたくし事を見せたらいけないので
平静を装ってガマンしています。

言いたい事は山ほどある、という
人達ばかりですが、そういう事は
ガマンしなさいと教えられたので、

ポーカーフェイスで、マイペースで
クールなそぶりをして内面の感情を
抑え込んでいます。

こうして感情を出さずに学生時代を
過ごしていくと社会へ出て大人に
なった時に色々問題が出てきます。

風船が破裂するように突然、
奇怪な行動に出て事件を
引き起こします。

起こした人は普段、大人しいのに
なぜ、こうなってしまったのか、

という定番のコメントを
聞いた事があるでしょう。

生徒だけではなく、

教師、学校以外の公務員と
呼ばれる人達の不祥事は
今では特に珍しくもない、

という困った状況です。

感情を上手く排出出来ない
感情の便秘状態の人が
ここ日本では特に多いのでは
ないでしょうか。

人間ですから誰しも感情を
持っているわけですが

感情をあらわにするどころか
無視して、見て見ぬフリをして
ブロックする事が当たり前に
なっています。

そんな大人の背中を見て
子供たちは未来の希望を
持てるでしょうか。

絶望の未来を感じて
無気力、無表情、無感情に
なってしまいます。




第10話でシェアされた
一番大きいマインドセットは

「感情が内側に発生した瞬間、
その人の思考・行動・発言が
全て変わる。」

というものです。

感情をガマンする事は不可能で
感情そのもののブロックも出来ない
事が学びでした。

「いや私はガマン出来ています。」

という人がいますが

表面上、とりつくろって
平静を装っていても
心の中の感情は残っているのです。

「では、どうしようもないです。」

と私も感じましたが、

そうです、どうしようもないです。

感情の波が過ぎて静かになるまで
待つしかありません。

ただ、感情との付き合い方
というのがありました。

これも大事な考え方ですが、

感情が湧きおこったら
気づいて、認識する、という事。

決してブロックしたらいけない
という事です。

感情そのものをなるべく
早く過ぎ去るように工夫をする。

授業でシェアされたテクニックを
一つ、ご紹介します。

湧きおこって発生した
感情そのものに、名前をつける、
というものです。

なるべく、

「可愛い」「笑える」
「親しみやすい」

ネーミングをつけるという技です。

怒りの感情の時は
「ムカムカマン」とか

別の種類の怒りの時は
「イライラクン」とか

悲しい時は
「メソメソ子タン」とか

まあ自分が好きな名前で
良いのです。

同じような事で怒れる事が
多い人は、また「ムカムカマン」
が来たな、君のやり口は分かっている
早く過ぎ去りたまえと。

クールに過ぎるのを待つ事です。

クールもいいですが、
体をアクティブに動かして
オーバーアクションで演じる
のもいいです。

モノに当たってはダメですよ。

是非、やって頂けたらと思います。

感情のネーミングについてもっと詳しく。
https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#Iigiiw



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