人の心を動かす使える質問のレビュー

こんにちはクノケンです。
今日は、人の心を動かす使える質問
という本のレビューです。


以前、魚住りえさんの聞く力の教科書を
紹介しました。

話下手、口下手なので会話が出来ない、
続かない、部下が育成出来ない、
組織力が発揮出来ない、自分に自信がない、
という共通な悩みごとのもとこの本も書かれています。

これらを解消するのは質問だ、
とこの本は言っています。



YouTubeで観る場合はココをクリック。

少し見ていきましょう。 

●質問力の基礎知識

質問するとき意識したい3つのポイント
ジャッジしない。コントロールしない。
期待を押しつけない。

●よい質問から生まれる効果

・話を引き出す。
・やる気が出る。
・問題解決の力がつく。
・気づきが起きる。
・事実だけを取り出せる。

人は教えられたことは長続きしない。
質問の優れているところは、そうした受け身ではなく
問いかけに対して本人が考え、気づき、納得し
行動を起こして学習できること。
「教える」ではなく質問で
気づきの機会を与える、ことが大きな成長を
促す原動力になる。

●効果的な質問をするためのチェックポイント。

・質問する相手はその人で良いか。
・質問するタイミングが適切か。
・自分の様子は相手にどう映っているか。
・肯定的な結果につながる質問か。
・相手の為になる質問か。

●質問の種類

・オープン質問(アイディアクエスチョン)
・クローズド質問(スピードクエスチョン)
・5w1hの質問
・あいさつ質問

●よくない質問 自分よがりな質問
・ノーアンサー質問
・尋問
・疑問
・クイズ質問

●質問から得たことを受け止める、受け入れるの違い。


●答えを早く求めない。応援姿勢でいる。

●答えにはあいづちが必須。
嬉しい話題。悲しい話題。腹の立つ話題。

●効果的なあいづちの打ち方。
・フレンドリーなあいづち。
・丁寧な言葉、フォーマルなあいづち。

●一言で会話がつながる深める質問。

・違う視点、他の例を引き出す質問。他には?
・その先を聞く質問。それで?
・事実・意思を確認する質問。本当に?
・定義を確認するための質問。~とは

●キャッチボールを続ける秘伝。
相手の答えからキーワードを見つけて
さらに深める質問。

それぞれの章
・好感をもたれる質問の仕方
・会話が弾む質問の仕方
・人が育つ質問の仕方
・やる気を引き出す質問の仕方
・心をととのえる「自分への質問」

このそれぞれの章は始めるにあたって
やさしい順番で書かれている気がします。

この中で
心をととのえる「自分への質問」
というのがあるのですが、
この自分への質問をやらない人、結構
いるんじゃないでしょうか。

自問自答を時々する事によって
相手に良い質問が出来るようになると
思いますし、自分よがりな質問ではなく
相手を思いやるような質問となり
よりコミュニケーションが円滑になるのでは
ないでしょうか。

ちょっと各項目を読んでみますね。

・鏡の中の自分はOK?
・ついてききたい上司はどんな人だろう?
・今、問題になっていることは何だろう?
・明日までに自分はどうなっていたら最高?
・自分を満たすために何ができるだろう?
・あの人のいいところはどこだろう?
・イライラしたポイントは何だろう。?
・あの人が大切にしているものは何だろう?
・あの人だったらどうするだろう?
・自分を表すキーワードを3つあげるとしたら?
・自分は何にかんしゃできるだろう?
・10年後の自分はどうなっていたら最高?
・無理をしていることは何だろう?
・やめたいことは何だろう?
・自分にどんな投資をしているだろう?
・協力者は誰だろう?
・この出来事から何を学べるだろう?
・最近、誰にどんな感謝をしているだろうか?
・明日はどんな日にしたいだろう?
・今出来る最初の一歩は何だろう?

他人を知る前にまず自分を知れという
考え方があるように自分に質問をすることを
意識的にやってみてはどうでしょうか。


これが出来てくると会話で悩むことなど
なくなってくると思いますよ。

自問自答のワークが良く出てくる仙人さんのプログラムを聴く。
https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#Iigiiw


0 件のコメント :

コメントを投稿