USJのマーケティング

こんにちは、クノケンです、

今日はAmazonのベストセラーランキング本の
紹介をします。

今日紹介するのは
USJを劇的に変えた、たった一つの考え方
成功を引き寄せるマーケティング入門
著者 森岡 毅 つよし です。


YouTubeで観たい場合はここをクリック

このUSJというのは
大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン
というテーマパークの事ですが2001年の開業以降
どんどん業績が不振になったそうです。

著者である森岡さんが2010年に入社後、
どのようにして会社を復活させていったのか、
がこの本のテーマである“ マーケティング思考 ”でした。

幹部社員からヒアリングした集客低迷の仮説は
“ 不祥事を起こしたから集客が減った ” と。

これに森岡さんは

” 集客が減ったから不祥事が起こった “と言います。

集客が減った要因は他にある、と思ったそうです。

この集客が減った要因を探っていって判明したのは
森岡さんが会社へ入社して変えた一つの事だったのです。

それは” 消費者視点 “でした。

マーケティングの出来ていない技術志向の企業は
消費者視点(お客さまの視点)で運営していないと
言っています。

技術志向、規制による競争阻害、終身雇用などの事情を
抱えた日本の企業が抜けている最も大事な部分です。

自分たちは売れると思って作った商品でも
お客さまが求めていないものだったら
それは売れない、という事です。

これは仙人さんから学んでいたので
共感しました。根幹の部分はコレなんですね。

お客さま視点、お客様が喜ぶ、お客様が買ってくれる
思考に、会社の方向性をシフトしたことで
USJは復活、成功して行ったのです。

森岡さんが行ったマーケティングは
それくらい重要というのがわかります。


この本を読んでいて自分の頭によぎるのは
以前勤めていた会社にも当てはまると思ったんです。

ある民間企業の付帯事業として10年程
自分が勤めていたテーマパークの事です。

肝心のテーマの部分に十分予算を回せず
少ない人員で行うサービスは、ひどいもので
お客さまによく叱られました。

この状態でお金を取るなと。

売り上げが立たないのでさらに人員削減、
入場料を下げる、サービスの低下、
従業員のモチベーションも低下。

全てが負の連鎖でした。

あの時、お客さま視点で会社が動いて
いたかというと非常に疑問点が多かったです。

お世話になった会社なんで
その点が非常に残念でした。

この本を手に取ったのはある意味
もう一度、思い起こして、これからの活動に
つなげろ、というメッセージが伝わった気が
しています。

消費者視点という概念をこの本よりも先に教わった
プログラムはこちら
https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#Iigiiw

0 件のコメント :

コメントを投稿